ニュース 2020/08/09 20:59
アセアン:東南ア+3のGDP、20年はゼロ成長予測=AMRO
経済・統計 GDP アセアン
【亜州ビジネス編集部】 東南アジア諸国連合(ASEAN)と日中韓の経済を調査・監視するASEAN+3マクロ経済調査事務局(AMRO)は6日、2020年のASEAN+3の域内総生産(GDP)が前年比で横ばいとなる見通しを明らかにした。新型コロナウイルス流行の影響が深刻化していることから、4月時点の予測の2.0%増から下方修正。19年の4.8%増から大きく鈍化するとみている。ASEAN主要国でプラス成長はベトナムのみと予測した。
ASEANのGDPは2.6%減と予測。4月時点で予測した1.1%増から下方修正した。観光業のGDP貢献度や貿易の中国依存度が高いタイが7.8%減と最も落ち込み、フィリピンとシンガポールは6%台の減少となる見通し。一方、主要国ではベトナムのみ3.1%増のプラス成長となり、他にミャンマー、ブルネイ、ラオスも小幅なプラスを確保できるとみている。
一方、21年は反動で成長が加速すると見込む。ASEAN+3の予測は6.0%増、ASEANは5.7%増とし、いずれも上方修正した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
ASEANのGDPは2.6%減と予測。4月時点で予測した1.1%増から下方修正した。観光業のGDP貢献度や貿易の中国依存度が高いタイが7.8%減と最も落ち込み、フィリピンとシンガポールは6%台の減少となる見通し。一方、主要国ではベトナムのみ3.1%増のプラス成長となり、他にミャンマー、ブルネイ、ラオスも小幅なプラスを確保できるとみている。
一方、21年は反動で成長が加速すると見込む。ASEAN+3の予測は6.0%増、ASEANは5.7%増とし、いずれも上方修正した。
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