ニュース 2020/08/02 23:59
タイ:20年はマイナス8.5%成長予測、財務省が下方修正
経済・統計 GDP タイ
【亜州ビジネス編集部】財務省財政経済事務局は、2020年の国内総生産(GDP)成長率予測を前年比マイナス8.5%に引き下げたと発表した。新型コロナウイルス流行の影響で内外需とも落ち込んでおり、1月に予測したプラス2.8%から大幅に下方修正。アジア通貨危機時の1998年に記録したマイナス7.6%を下回り、集計開始以降で最も大きな落ち込みになるとみている。7月30日付ポストトゥデーなどが伝えた。
輸出額が11.0%減、輸入額が14.2%減、民間投資が12.6%減、民間消費が2.6%減と軒並み落ち込むと予測した。ただ、第2四半期にGDP成長率が前年同期比マイナス10%以上と底を打ち、第3四半期からは徐々に回復すると見込む。21年の成長率はプラス4〜5%、輸出額は5%増にそれぞれプラス転換すると予測した。
一方、新型コロナ流行が観光業に与える影響は大きく、20年の外国人来訪者数は83%減の680万人、観光収入は82%減3400億バーツ(約1兆1360億円)に落ち込むと予測。感染状況がこのまま改善に向かった場合、21年は1500万〜1600万人以上に回復するとの見方を示した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
輸出額が11.0%減、輸入額が14.2%減、民間投資が12.6%減、民間消費が2.6%減と軒並み落ち込むと予測した。ただ、第2四半期にGDP成長率が前年同期比マイナス10%以上と底を打ち、第3四半期からは徐々に回復すると見込む。21年の成長率はプラス4〜5%、輸出額は5%増にそれぞれプラス転換すると予測した。
一方、新型コロナ流行が観光業に与える影響は大きく、20年の外国人来訪者数は83%減の680万人、観光収入は82%減3400億バーツ(約1兆1360億円)に落ち込むと予測。感染状況がこのまま改善に向かった場合、21年は1500万〜1600万人以上に回復するとの見方を示した。
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