ニュース 2019/11/08 20:59
タイ:1〜9月に自動車部品工場25カ所が閉鎖=KRC総研
経済・統計 自動車 タイ
カシコン銀行傘下の総合研究所カシコン・リサーチ・センター(KRC)は7日、2019年1〜9月に国内の自動車部品工場25カ所が閉鎖したことを明らかにした。前年の8カ所と比較し、3倍に増加している。世界経済の成長鈍化に伴う自動車産業の減速が要因という。
閉鎖した工場の9割が中小企業だった。主にOEM(相手先ブランドによる生産)製品や交換部品を供給する企業で、取引先が1〜2社のみだったことから受注の減少に対応できず、業績が悪化した。
1〜9月の国内の自動車生産台数は前年同期比2.0%減の157万2627台。単月ベースでは1月から4月まで前年同月を上回っていたが、輸出の減少に加えて国内の新車市場が伸び悩み、5月からマイナスに転じている。タイ工業連盟(FTI)は19年通期の生産台数を前年比7.7%減の200万台と予測。一方、同研究所は5.0%減とみており、20年も落ち込みが続いて1.0%減のマイナス成長になると予測した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
閉鎖した工場の9割が中小企業だった。主にOEM(相手先ブランドによる生産)製品や交換部品を供給する企業で、取引先が1〜2社のみだったことから受注の減少に対応できず、業績が悪化した。
1〜9月の国内の自動車生産台数は前年同期比2.0%減の157万2627台。単月ベースでは1月から4月まで前年同月を上回っていたが、輸出の減少に加えて国内の新車市場が伸び悩み、5月からマイナスに転じている。タイ工業連盟(FTI)は19年通期の生産台数を前年比7.7%減の200万台と予測。一方、同研究所は5.0%減とみており、20年も落ち込みが続いて1.0%減のマイナス成長になると予測した。
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