【亜州ビジネス編集部】空港運営のマレーシア・エアポート（MAHB）の14日発表によると、2020年9月の国内空港の旅客数は前年同月比79.5％減の171万3000人だった。新型コロナウイルス流行の影響で大きく落ち込んでいるものの、前月比では19.3％増加。各社の運航再開が進み、旅客数を押し上げた。

　内訳は国際線が前年同月比97.9％減の8万8000人、国内線が61.4％減の162万5000人。空港別では国際線の比率が高いクアラルンプール国際空港（KLIA）が88.2％減の58万人と下げ幅が大きく、KLIA以外の地方空港は67.0％減の113万3000人だった。

　1〜9月の全体の旅客数は前年同期比69.6％減の2368万5000人。国際線は76.5％減の925万1000人、国内線は62.6％減の1443万3000人だった。


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