税関総局によれば、2020年1〜5月の乗用車輸入台数で、インドネシア製がタイ製を上回った。インドネシア製がタイ製を上回るのは2016年以降で初めて。VNエクスプレスが3日付で伝えた。
　1〜5月の乗用車輸入は前年同期比40％減の2万8523台。新型コロナウイルス流行の影響で需要が減退したほか、インドネシアとタイで工場が一時停止したことが影響した。インドネシアからの輸入は全体の53％を占める1万5074台で、タイは37％（約1万500台）だった。
　5月の自動車販売をモデル別にみると、トップ10にはインドネシアから輸入された三菱自動車のミニバン「エクスパンダー」が入った。同国からは他にもトヨタの小型ハッチバック「ウィゴ」やホンダの5ドアハッチバック「ブリオ」などが輸入されている。


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