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  ニュース     2020/01/08 23:59

インドネシア:消費者信頼感が2カ月連続上昇、雇用情勢に楽観広がる 無料記事

 インドネシア中央銀行が7日発表した2019年12月の消費者信頼感指数は126.4となり、前月から2.2ポイント上昇した。前月を上回るのは2カ月連続。前月まで悲観的な見方が強かった雇用情勢に、前向きな見方が広がっている。
 現在の経済状況に関する指数は113.1で、前月から3.8ポイント上昇した。上昇は2カ月連続。詳細を見ると、半年前に比べた現在の雇用情勢に関する指数は101.1で、6.6ポイント上昇。楽観と悲観の分水嶺である100を18年2月以降で初めて上回った。現在の収入に関する指数は120.7で、1.1ポイント上昇。耐久財の購入意欲に関する指数は117.5で、3.9ポイント上昇した。
 経済の先行きに関する指数は139.6で、0.5ポイント上昇。こちらも前月を上回るのは2カ月連続となる。詳細を見ると、向こう半年の収入に関する指数は152.7となり、前月を1.5ポイント上回った。向こう半年の雇用情勢に関する指数は127.1で、0.4ポイント上昇。一方、向こう半年の事業活動に関する指数は139.1となり、0.4ポイント下がった。
 中銀は00年6月から消費者信頼感指数を集計。19年5月に過去最高の128.2を記録し、その後は10月までやや低下傾向にあった。


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