ニュース 2019/04/05 21:12
フィリピン:3月のCPI上昇率3.3%、5カ月連続で減速
経済・統計 インフレ率 フィリピン
フィリピン統計庁(PSA)が5日発表した2019年3月の消費者物価指数(CPI)上昇率は、前年同月比3.3%だった。18年9〜10月の6.7%をピークに5カ月連続で減速。前月に続き政府目標の2.0〜4.0%に収まった。18年半ばに高騰した食品は、1年3カ月ぶりの低い伸びとなった。11品目のうち7品目で前月の伸びを下回り、一部食品とエネルギーを除くコア指数は3.5%と前月から0.4ポイント低下した。
品目別の上昇率は、CPIに占める比重の大きい食品・非アルコール飲料が3.4%と、前月から1.3ポイント減速。ほか、アルコール飲料・タバコ(10.8%)や通信(0.3%)、住居・水道・電気・ガス・その他燃料(3.4%)なども前月の伸びを下回っている。
一方、唯一の値下がりが続く教育(マイナス3.8)と、娯楽・文化(3.1%)は横ばい。また、輸送(3.3%)は3カ月ぶりに伸びが加速し、衣類・履物(2.5%)も前月を上回った。
政府の予算調整委員会(DBCC)は2月末、19〜20年のインフレ率目標を2.0〜4.0%に据え置くことを決定。21〜22年も同率に設定した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
品目別の上昇率は、CPIに占める比重の大きい食品・非アルコール飲料が3.4%と、前月から1.3ポイント減速。ほか、アルコール飲料・タバコ(10.8%)や通信(0.3%)、住居・水道・電気・ガス・その他燃料(3.4%)なども前月の伸びを下回っている。
一方、唯一の値下がりが続く教育(マイナス3.8)と、娯楽・文化(3.1%)は横ばい。また、輸送(3.3%)は3カ月ぶりに伸びが加速し、衣類・履物(2.5%)も前月を上回った。
政府の予算調整委員会(DBCC)は2月末、19〜20年のインフレ率目標を2.0〜4.0%に据え置くことを決定。21〜22年も同率に設定した。
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