ニュース 2019/12/16 20:59
タイ:12月のホテル稼働率75%に低下、観光地チェンマイ
経済・統計 観光 タイ
タイ・ホテル協会(THA)北部支部のライアット支部長は、観光地である北部チェンマイ県の2019年12月のホテル客室稼働率が75%にとどまり、前年の同時期の80〜85%を下回るとの予測を示した。小規模ホテルの増加や民泊の普及拡大などがマイナス要因と分析する一方、「現在の状況からみれば、悪くない数値」と指摘した。13日付クルンテープ・トゥラキットなどが伝えた。
現在のホテル数は約3500軒。小規模ホテルの開発が相次いだことで、2年前の約2000軒から急増した。また、米エアビーアンドビーなどの民泊仲介業者が計1万部屋以上を提供していることが、ホテル稼働率低下の要因になっている。19年の観光客数は前年比4〜5%増の1100万人に拡大する見通し。
ハイシーズンの20年1〜2月の稼働率は80〜85%となり、前年の85%をやや下回るか横ばいとみている。3月は65%と、焼き畑や山火事による煙害で低迷した前年の70%をさらに下回る見通し。煙害のほかに、バーツ高の影響による外国人観光客数の伸び悩みとタイ人の海外旅行の増加がマイナスに影響すると予測した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
現在のホテル数は約3500軒。小規模ホテルの開発が相次いだことで、2年前の約2000軒から急増した。また、米エアビーアンドビーなどの民泊仲介業者が計1万部屋以上を提供していることが、ホテル稼働率低下の要因になっている。19年の観光客数は前年比4〜5%増の1100万人に拡大する見通し。
ハイシーズンの20年1〜2月の稼働率は80〜85%となり、前年の85%をやや下回るか横ばいとみている。3月は65%と、焼き畑や山火事による煙害で低迷した前年の70%をさらに下回る見通し。煙害のほかに、バーツ高の影響による外国人観光客数の伸び悩みとタイ人の海外旅行の増加がマイナスに影響すると予測した。
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