インドネシア中央銀行は11日、2025年7月の小売売上高指数（RSI、2010年＝100）が222.3となり、前年同月比で4.7％上昇したと発表した。前年同月を上回るのは3カ月連続となる。

　7部門のうち6部門で上昇率がプラス。「車両用燃料」が14.4％で最も伸び、これに「車両部品・アクセサリー」が12.6％、「文化・娯楽」が5.2％、「食品・飲料・たばこ」が5.1％で続いた。一方、「情報通信機器」がマイナス12.5％で唯一下げた。

　RSIは前月比で4.1％低下した。マイナスは4カ月連続。5部門が上昇し、「文化・娯楽」が10.2％で最も伸びた。一方、「食品・飲料・たばこ」がマイナス6.0％で最も下げた。

　中銀は25年8月のRSIについて、前年同月比で2.7％上昇、前月比で0.3％低下したとみている。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。