ニュース 2025/09/01 20:58 NEW!!
インドネシア:8月のインフレ率2.31%、伸びやや減速 
経済・統計 インフレ率 インドネシア
11部門のうち10部門がプラスだった。上昇幅はパーソナルケア・その他が8.66%で最高。次いでCPIへの影響度合いが大きい食品・飲料・たばこが3.99%と高く、健康が1.91%で続いた。1~3月に前年同期比マイナスだった住居・水道光熱費は1.65%となり、4月から5カ月連続でプラス。中所得層向けの電気料金を半額化した補助金政策が2月で終了したことが背景にある。
CPIは前月比で0.08%低下した。5部門がマイナスで、食品・飲料・たばこがマイナス0.29%で最も低下。トマトやトウガラシ、ニンニク、ホウレンソウ、鶏肉などの価格低下が影響した。プラスは6部門で、パーソナルケア・その他が0.18%と最も上昇した。
中銀はインフレ抑制に向けて22年8月から政策金利を引き上げた後、物価高が落ち着いたことで24年9月には約3年半ぶりに利下げし、25年も8月までに4回の追加利下げを行った。24年のインフレ率は1.57%と、23年の2.61%を下回り、2年連続で減速した。
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