ベトナムバイクメーカー協会（VAMM）は、加盟5社の2025年第2四半期の国内バイク販売台数が前年同期比1.3％増の61万1236台だったと発表した。前年同期を上回るのは5四半期連続。ただ前四半期の67万3055台からは9.2％減少した。首位ホンダの販売台数は51万2448台で、シェアは83.8％だった。

　国内のバイク販売は、新型コロナウイルス関連規制の影響で21年第3四半期に前年同期比45.8％減の36万7037台と大きく落ち込み、近年の底となった。その後は増加に転じ、22年第4四半期には83万台まで回復。以降は景気減速などにより60万台前後の水準で推移していたが、24年第4四半期（76万734台）には再び70万台を超えた。ただ、その後は2四半期連続で前期を下回っている。

　国内には他に、ビンファストやペガの国産バイクに加え、カワサキ、独BMW、伊ドゥカティ、米ハーレーダビッドソンなどの外国ブランドも流通している。


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