ニュース 2025/11/05 20:56 NEW!!
フィリピン:10月のインフレ率1.7%、前月から横ばい 
経済・統計 インフレ率 フィリピン

CPI上昇率は、フィリピン中央銀行(BSP)の事前予測(1.4~2.2%)の範囲に収まり、政府インフレ目標(2.0~4.0%)の下限を7カ月連続で下回っている。一部食品とエネルギーを除くコア指数は2.5%で、前月から0.1ポイント低下した。
分野別では全13分野のうち食品・非アルコール飲料(1.0%)など5分野で伸びが鈍化。一方で住居・水道・電気・ガス・その他燃料(2.7%)など4品目で加速した。残り4品目は横ばいだった。食品では前月に台風などの影響で高騰していた野菜(16.6%)の伸びが高水準ながらも減速。肉類(5.2%)も前月の伸びを下回り、コメ(マイナス16.4%)は引き続き2桁のマイナスだった。
1~10月のCPI上昇率は前年同期比で1.7%となり、政府の年間目標を下回っている。
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