ニュース 2025/12/01 22:57 NEW!!
インドネシア:10月の輸出2%減、1年半ぶり前年割れ 
経済・統計 貿易 インドネシア
インドネシア中央統計局が1日発表した2025年10月の貿易統計によると、輸出額は前年同月比2.3%減の242億3630万米ドルだった。前年同月を下回るのは19カ月ぶり。好調だったパーム油の輸出が落ち込んだほか、石炭や原油の2桁減が続いている。輸入額は1.2%減の218億4310万米ドル。貿易収支は23億9320万米ドルの黒字だった。
輸出額の内訳は、全体の9割超を占める非石油・ガスが0.5%減、残りの石油・ガスが33.6%減。石油・ガスでは原油が5割減、石油製品が4割減、天然ガスが3割減とそろって大きく落ち込んだ。
非石油・ガスでは上位10品目のうち3品目がマイナスだった。最大輸出品のパーム油を含む天然油脂(1.1%減)が7カ月ぶりに前年を割り込んだほか、5月まで最大だった石炭を含む鉱物性燃料(19.0%減)が前月と同じく約2割の減少となった。一方、ニッケル・ニッケル製品(66.3%増)や電気機械・部品(28.6%増)は大きく拡大した。
非石油・ガスの国別輸出額は、全体の4分の1近くを占め最大の中国(1.0%増)、2番目に大きい米国(7.4%増)がプラスで推移している。一方、日本(5.4%減)は4カ月連続の前年割れだった。
非石油・ガスの輸入額は、自動車・部品(17.7%減)や鉄鋼(14.7%減)が落ち込んだものの、最大品目の機械・部品(16.6%増)などは拡大。国別の輸入は、全体の4割を占め最大の中国(23.7%増)がプラスとなる一方、2番目の日本(23.1%減)は引き続き前年割れだった。
1~10月の累計は、輸出額が前年同期比7.0%増の2340億4130万米ドル、輸入額が2.2%増の1981億6420万米ドル、貿易収支が358億7710万米ドルの黒字だった。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
輸出額の内訳は、全体の9割超を占める非石油・ガスが0.5%減、残りの石油・ガスが33.6%減。石油・ガスでは原油が5割減、石油製品が4割減、天然ガスが3割減とそろって大きく落ち込んだ。
非石油・ガスでは上位10品目のうち3品目がマイナスだった。最大輸出品のパーム油を含む天然油脂(1.1%減)が7カ月ぶりに前年を割り込んだほか、5月まで最大だった石炭を含む鉱物性燃料(19.0%減)が前月と同じく約2割の減少となった。一方、ニッケル・ニッケル製品(66.3%増)や電気機械・部品(28.6%増)は大きく拡大した。
非石油・ガスの国別輸出額は、全体の4分の1近くを占め最大の中国(1.0%増)、2番目に大きい米国(7.4%増)がプラスで推移している。一方、日本(5.4%減)は4カ月連続の前年割れだった。
非石油・ガスの輸入額は、自動車・部品(17.7%減)や鉄鋼(14.7%減)が落ち込んだものの、最大品目の機械・部品(16.6%増)などは拡大。国別の輸入は、全体の4割を占め最大の中国(23.7%増)がプラスとなる一方、2番目の日本(23.1%減)は引き続き前年割れだった。
1~10月の累計は、輸出額が前年同期比7.0%増の2340億4130万米ドル、輸入額が2.2%増の1981億6420万米ドル、貿易収支が358億7710万米ドルの黒字だった。
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