ニュース 2025/06/12 20:57
マレーシア:1Qの投資認可額4%増、情報通信が4割占める 
経済・統計 直接投資 マレーシア
認可額は外国直接投資(FDI)が31.0%増と伸びた一方、国内直接投資(DDI)が27.4%減と落ち込んだ。FDIの国別上位は、◆シンガポール=283億リンギ◆米国=99億リンギ◆中国=79億リンギ◆英領バージン諸島=66億リンギ◆台湾=17億リンギ――で、日本は5位以内に入らなかった。
産業分野別ではサービス業が39.5%増の577億8630万リンギとなり、うち情報通信は2.2倍に拡大した。一方、製造業は28.7%減の304億6000万リンギで、うち電気・電子は74.0%減の86億3410万リンギ。前年同期に独半導体大手インフィニオン・テクノロジーズの大型事業があり、反動で落ち込んだ。
大型事業には、◆米中合弁のTF-AMDマイクロエレクトロニクス(ペナン)によるIC(集積回路)チップ工場=認可額15億リンギ◆中国の銅箔メーカー、深セン龍電華キン(キン=金が3つ)による電解銅箔工場=認可額14億リンギ――などがあった。
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