ニュース 2025/06/18 19:59
マレーシア:ベルジャヤ・ランド、北部で希土類開発とドリアン栽培 
不動産 非鉄 農業・食品 マレーシア
不動産開発大手のベルジャヤ・ランドは17日、北部ペルリス州でレアアース開発とドリアン栽培に乗り出すと発表した。いずれもコンサルティング会社の地場インピアン・ウタラとの共同事業で、ペルリス州首相公社(MBIペルリス)の協力を得ながら展開する。
鉱山開発では、インピアナン・ウタラがMBIペルリスとの連携を通じて州政府から必要な認可を取得済み。マレーシア政府が掲げる「持続可能で国際競争力のあるレアアース産業の育成」に沿った取り組みと位置付けられており、採掘するレアアースは国内外のハイテク産業などに供給する。
ドリアン栽培では、風味豊かで人気の高い「ブラックソーン種」を採用する計画。果実は国内外への販売を見込み、農業部門の新たな収益源とする。また牧草となるネピアグラスも栽培し、国内の安定供給に貢献する。
両事業から得られる収益は、MBIペルリスを通じて州政府にも還元される。土地リース料の支払いによる持続的な地域貢献も見込まれている。将来は農産物加工や輸出産業への波及効果も期待され、ペルリスの農業・鉱業セクター強化につながるとしている。
ベルジャヤ・ランドは今後、州内のタイ国境での都市開発や観光振興といった新たな分野でもインピアナン・ウタラと連携し、ペルリス州の地理的優位性と成長ポテンシャルを生かした地域開発を進める。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
鉱山開発では、インピアナン・ウタラがMBIペルリスとの連携を通じて州政府から必要な認可を取得済み。マレーシア政府が掲げる「持続可能で国際競争力のあるレアアース産業の育成」に沿った取り組みと位置付けられており、採掘するレアアースは国内外のハイテク産業などに供給する。
ドリアン栽培では、風味豊かで人気の高い「ブラックソーン種」を採用する計画。果実は国内外への販売を見込み、農業部門の新たな収益源とする。また牧草となるネピアグラスも栽培し、国内の安定供給に貢献する。
両事業から得られる収益は、MBIペルリスを通じて州政府にも還元される。土地リース料の支払いによる持続的な地域貢献も見込まれている。将来は農産物加工や輸出産業への波及効果も期待され、ペルリスの農業・鉱業セクター強化につながるとしている。
ベルジャヤ・ランドは今後、州内のタイ国境での都市開発や観光振興といった新たな分野でもインピアナン・ウタラと連携し、ペルリス州の地理的優位性と成長ポテンシャルを生かした地域開発を進める。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。