ニュース 2025/10/05 20:54 NEW!!
インドネシア:1~8月のパーム油輸出量14%増、価格は2割上昇 
経済・統計 農業・食品 貿易 インドネシア
インドネシア中央統計局によると、2025年1~8月のパーム原油(CPO)・加工品の輸出量は前年同期比13.6%増の1620万トンだった。輸出平均価格は1トン当たり1041米ドルに19.9%上昇。輸出額は35.2%増の166億6000万米ドルと大きく拡大した。ジャカルタグローブが1日付で伝えた。
米国ではトランプ大統領による19%の輸入関税が8月7日に発効。これに対し、インドネシア政府はパーム油の適用除外を求めている。中央統計局によれば、8月だけで米国向けのCPOと派生品の輸出量は260万トンに上ったという。
欧州連合(EU)向けの輸出は8月単月で1億9264万米ドル、1~8月累計で12億7000万米ドルだった。インドネシアとEUは27年初めに自由貿易協定(FTA)を発効する見通しで、輸出拡大が期待される。
なおインドネシアの貿易黒字は20年5月から64カ月連続で続いており、パーム油がこれに大きく貢献している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
米国ではトランプ大統領による19%の輸入関税が8月7日に発効。これに対し、インドネシア政府はパーム油の適用除外を求めている。中央統計局によれば、8月だけで米国向けのCPOと派生品の輸出量は260万トンに上ったという。
欧州連合(EU)向けの輸出は8月単月で1億9264万米ドル、1~8月累計で12億7000万米ドルだった。インドネシアとEUは27年初めに自由貿易協定(FTA)を発効する見通しで、輸出拡大が期待される。
なおインドネシアの貿易黒字は20年5月から64カ月連続で続いており、パーム油がこれに大きく貢献している。
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