ニュース 2025/10/27 20:56 NEW!!
ベトナム:24/25年度のコーヒー輸出、6割増の84億ドル 
経済・統計 農業・食品 貿易 ベトナム
業界団体のベトナム・コーヒー・ココア協会(VICOFA)によると、2024/25収穫年度(24年10月~25年9月)のコーヒー輸出額は前年比60%増の84億米ドルとなり、過去最高を更新した。輸出量は6%増の約150万トン。国際市場での高値と豊作が重なり、生産者や輸出企業の収益を押し上げた。ベトナムプラスが伝えた。
主要輸出品であるロブスタ種の価格は、1トン当たり4500~4600米ドル前後で推移。アラビカ種が9000米ドル近くまで上昇する中、ロブスタ種は競争力を高めた。
同協会のグエン・ナム・ハイ会長によると、25/26年度は天候の好転などを背景に生産量が1割ほど増える見通し。また、ブラジル産やコロンビア産のアラビカ種の価格上昇が続くことで、ベトナム産ロブスタ種の需要と価格もさらなる上昇が見込まれるという。
ベトナムは世界第2位のコーヒー輸出国で、ロブスタ種では首位。ただし輸出の約85%は未加工豆で、加工やブランド力の面では課題が残る。ハイ会長は、輸出額を100億米ドル規模へ拡大するには、加工業の推進や品質向上、ブランド開発の強化が不可欠と指摘している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
主要輸出品であるロブスタ種の価格は、1トン当たり4500~4600米ドル前後で推移。アラビカ種が9000米ドル近くまで上昇する中、ロブスタ種は競争力を高めた。
同協会のグエン・ナム・ハイ会長によると、25/26年度は天候の好転などを背景に生産量が1割ほど増える見通し。また、ブラジル産やコロンビア産のアラビカ種の価格上昇が続くことで、ベトナム産ロブスタ種の需要と価格もさらなる上昇が見込まれるという。
ベトナムは世界第2位のコーヒー輸出国で、ロブスタ種では首位。ただし輸出の約85%は未加工豆で、加工やブランド力の面では課題が残る。ハイ会長は、輸出額を100億米ドル規模へ拡大するには、加工業の推進や品質向上、ブランド開発の強化が不可欠と指摘している。
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