ニュース 2025/08/25 20:59 NEW!!
マレーシア:上期の投資認可額19%増、情報通信が3割占める 
経済・統計 直接投資 マレーシア
認可額は国内直接投資(DDI)が2.7%減と落ち込んだものの、外国直接投資(FDI)が43.5%増と急伸。FDIでは情報通信業が3.3倍に拡大し、全体をけん引した。FDIの国別上位は、◆シンガポール=434億リンギ◆中国=234億リンギ◆米国=104億リンギ◆英領バージン諸島=66億リンギ◆イタリア=33億リンギ――で、日本は5位以内に入らなかった。
産業分野別ではサービス業が25.6%増の1186億4590万リンギとなり、うち情報通信業は48.8%増加。製造業も13.8%増の684億3720万リンギと2桁のプラスだった。ただ、製造業のうち電気・電子は64.5%減の130億9910万リンギに縮小。前年同期に独半導体大手インフィニオン・テクノロジーズの大型事業があり、反動で落ち込んだ。
大型事業には、◆半導体試験装置のペンタマスターによる自動化設備事業=認可額18億リンギ◆ディスプレードライバーIC(DDI)のパッケージング・テスティング(封止・検査)を手掛ける台湾のキ邦科技(チップボンド・テクノロジー)によるパッケージング事業=認可額10億リンギ――などがあった。
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