ニュース 2025/09/17 20:55 NEW!!
アセアン:カンボジアのRCEP向け輸出、1~8月は9.5%増 
経済・統計 貿易 アセアン
カンボジア商業省によると、同国から東アジア地域包括的経済連携(RCEP)加盟国への輸出額は2025年1~8月に前年同期比9.5%増の66億2800万米ドルに拡大した。輸入額は17.0%増の197億2800万米ドルだった。クメールタイムズが伝えた。
RCEP加盟国との貿易額は15.0%増の263億7500万米ドルで、カンボジアの貿易総額に占める割合は61.5%に達した。輸出は衣料品や機械類、電気機器、履物、皮革製品、農産物などが中心で、輸入はアパレル原料や医薬品、消耗品、食品・飲料などが多かった。
商業省のペン・ソビチート報道官は、RCEPの関税優遇を通じて市場アクセスが拡大しており、輸出入の伸びを後押ししていると指摘。投資や雇用創出にも寄与していると述べた。
RCEPは22年1月に発効。東南アジア諸国連合(ASEAN)10カ国と日中韓、豪州、ニュージーランドの計15カ国が加盟しており、発効から20年以内に90%の品目で関税を撤廃することを目指している。カンボジア政府は、将来の後発開発途上国(LDC)からの卒業を見据え、主要貿易相手国との自由貿易協定(FTA)拡大にも取り組んでいる。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
RCEP加盟国との貿易額は15.0%増の263億7500万米ドルで、カンボジアの貿易総額に占める割合は61.5%に達した。輸出は衣料品や機械類、電気機器、履物、皮革製品、農産物などが中心で、輸入はアパレル原料や医薬品、消耗品、食品・飲料などが多かった。
商業省のペン・ソビチート報道官は、RCEPの関税優遇を通じて市場アクセスが拡大しており、輸出入の伸びを後押ししていると指摘。投資や雇用創出にも寄与していると述べた。
RCEPは22年1月に発効。東南アジア諸国連合(ASEAN)10カ国と日中韓、豪州、ニュージーランドの計15カ国が加盟しており、発効から20年以内に90%の品目で関税を撤廃することを目指している。カンボジア政府は、将来の後発開発途上国(LDC)からの卒業を見据え、主要貿易相手国との自由貿易協定(FTA)拡大にも取り組んでいる。
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