ニュース 2025/08/20 20:58 NEW!!
タイ:7月の産業景況感指数、5カ月連続で低下 
経済・統計 タイ
クリアンクライ会長は指数下落の要因として他にも、◆北部で洪水被害が発生していること◆米国の関税政策が懸念されること◆国内の耐久財消費が低迷していること――などを挙げた。一方、プラス要因には、◆政府が国内旅行促進策を開始したこと◆タイ投資委員会(BOI)が発表した25年上半期の投資申請額が前年同期比2.4倍の1兆600億バーツ(約4 兆8100億円)に拡大したこと――などがあったとしている。
3カ月後見通し指数は89.2となり、前月から1.6ポイント低下した。米国の関税政策やカンボジアとの国境紛争などが懸念され、5カ月連続で低下した。
指数は「良い、良くなった」と回答した企業の割合から「悪い、悪くなった」と回答した企業の割合を差し引き、100ポイントを足した値。100を上回れば「好感」とされる。今回の調査対象は製造業の1356社。
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