ニュース 2025/07/31 20:57 NEW!!
マレーシア:半導体材料の米コヒレント、ペナンにR&D拠点開所 
電子・電気 マレーシア
半導体材料や光学部品を製造する米コヒレントは、ペナン州でデータ通信向けの研究開発(R&D)センターを開設した。マレーシアでのR&D拠点設置は初めて。光トランシーバー技術の高度化を図り、AI(人工知能)やクラウドコンピューティング用途への対応を強化する。
新拠点は、ペナン州のプライ地区とペラ州イポーにある既存工場と連携し、マレーシア全体での生産能力の最大化を目指す。開発内容は、次世代シリコン・フォトニクス・ソリューションの研究、400ギガビット(Gbps)から1.6テラビット(Tbps)の高性能光トランシーバーモジュールの開発、AI・クラウド向けの試験環境の整備など多岐にわたる。
マレーシア投資開発庁(MIDA)のシーク・シャムスル最高経営責任者(CEO)は、この案件は政府が昨年発表した「国家半導体戦略(NSS)」に沿ったものと評価。チップパッケージングやフォトニクス、シリコン技術分野の能力強化につながるとし、こうした高付加価値のR&D活動を支援する方針を示した。
同社は2001年にマレーシア進出。従業員6000人超を擁し、光トランシーバーや波長管理装置、800Gbps対応の信号変換モジュールなどを生産している。代表者は、「ペナン拠点は高度フォトニクス技術の中核となる」とし、同社のグローバルバリューチェーン強化に向けた戦略的拠点に位置付けているとした。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
新拠点は、ペナン州のプライ地区とペラ州イポーにある既存工場と連携し、マレーシア全体での生産能力の最大化を目指す。開発内容は、次世代シリコン・フォトニクス・ソリューションの研究、400ギガビット(Gbps)から1.6テラビット(Tbps)の高性能光トランシーバーモジュールの開発、AI・クラウド向けの試験環境の整備など多岐にわたる。
マレーシア投資開発庁(MIDA)のシーク・シャムスル最高経営責任者(CEO)は、この案件は政府が昨年発表した「国家半導体戦略(NSS)」に沿ったものと評価。チップパッケージングやフォトニクス、シリコン技術分野の能力強化につながるとし、こうした高付加価値のR&D活動を支援する方針を示した。
同社は2001年にマレーシア進出。従業員6000人超を擁し、光トランシーバーや波長管理装置、800Gbps対応の信号変換モジュールなどを生産している。代表者は、「ペナン拠点は高度フォトニクス技術の中核となる」とし、同社のグローバルバリューチェーン強化に向けた戦略的拠点に位置付けているとした。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。