【亜州ビジネス編集部】総合機械商社の南陽（本社：福岡市博多区）は、医療・半導体業界向け人工知能（AI）画像検査・人型ロボット製造事業などを手掛けるエマージ・トモ（本社：シンガポール）に出資すると発表した。エマージが現地で持つ販売網や技術力を生かして新たな市場の開拓を図る。

　南陽が販売代理店を務めるエマージ・ビジョングループからエマージ・トモが分社化したことに伴い出資した。エマージ・トモが強みとする作業支援ロボットやAI・画像処理技術に対する潜在的な需要が南陽の顧客にあることから、自社グループ製品との相乗効果に期待できるとしている。


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