ニュース 2024/08/18 20:53
ベトナム:電動バイクの中国TAILG、北部で工場開所
二輪車 電子・電気 ベトナム
中国の電動バイクメーカーである東莞市台鈴車業(TAILG)はこのほど、北部フンイエン省に建設した工場で商業生産を開始したと発表した。年産能力は35万台。ベトナムでは同社初、世界では10カ所目の工場となる。ザ・インベスターが15日付で伝えた。
ミーハオ郡の4万平方メートルの敷地に立地。生産したバイクはベトナム国内で販売するほか、東南アジア諸国にも輸出する。
同社は2023年に打ち出した新たな世界戦略で、東南アジア市場に注力する方針を固めた。中でもベトナムとインドネシアでの販売を拡大する計画で、販売網を拡充し、研究開発(R&D)機能も設ける。
ベトナム市場については、バイク全体に占める電動バイクの割合がまだ9%程度と低いが、電動化が進む中で今後の成長に期待すると説明。電動バイク市場は25年には80億米ドル規模に拡大すると試算している。
なお調査会社リサーチ・アンド・マーケッツは、30年にはベトナムの電動バイク市場が102億米ドル規模に拡大すると予想。金融大手HSBCは、同国の電気自動車(EV)と電動バイクを合わせた販売台数が24年は100万台弱にとどまるが、36年までに250万台を超えると予想している。
国内では現在、地場のビンファストやダトバイク、ソンハー、ペガ、中国の雅迪科技集団(ヤディア)、イタリアのピアジオなどが電動バイクを販売している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
ミーハオ郡の4万平方メートルの敷地に立地。生産したバイクはベトナム国内で販売するほか、東南アジア諸国にも輸出する。
同社は2023年に打ち出した新たな世界戦略で、東南アジア市場に注力する方針を固めた。中でもベトナムとインドネシアでの販売を拡大する計画で、販売網を拡充し、研究開発(R&D)機能も設ける。
ベトナム市場については、バイク全体に占める電動バイクの割合がまだ9%程度と低いが、電動化が進む中で今後の成長に期待すると説明。電動バイク市場は25年には80億米ドル規模に拡大すると試算している。
なお調査会社リサーチ・アンド・マーケッツは、30年にはベトナムの電動バイク市場が102億米ドル規模に拡大すると予想。金融大手HSBCは、同国の電気自動車(EV)と電動バイクを合わせた販売台数が24年は100万台弱にとどまるが、36年までに250万台を超えると予想している。
国内では現在、地場のビンファストやダトバイク、ソンハー、ペガ、中国の雅迪科技集団(ヤディア)、イタリアのピアジオなどが電動バイクを販売している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。