ニュース 2024/10/24 20:55
フィリピン:複合企業MPICなど、大型石油輸入ターミナルを売却
石油 運輸 フィリピン シンガポール
複合企業メトロ・パシフィック・インベストメンツ(MPIC)は、ルソン島のスービック湾自由港にある国内最大の石油製品輸入ターミナルを売却する。合弁を組むシンガポール政府系のケッペル・インフラストラクチャー・トラストと共に、全権益を売却することで米インフラ投資会社のアイスクエアドキャピタルと23日に売買契約を交わした。
MPICとケッペルが折半出資するターミナル運営会社、フィリピン・タンク・ストレージ・インターナショナル・ホールディングス(PTSI)を総額2億9600万米ドルで売却する。来年初めに手続きを終える予定。ケッペルは売却理由を、低炭素事業に注力する長期戦略の一環と説明した。一方、MPICは売却でキャッシュフローを強化するとしている。両社は2021年に計3億3000万米ドルで権益を50%ずつ取得していた。
ターミナルは面積160万平方メートルで、91基の燃料貯蔵タンクを備える。貯蔵能力は630万バレル。国内の石油製品輸入で20%以上のシェアを占め、マニラ首都圏などへの燃料供給拠点として活用されている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
MPICとケッペルが折半出資するターミナル運営会社、フィリピン・タンク・ストレージ・インターナショナル・ホールディングス(PTSI)を総額2億9600万米ドルで売却する。来年初めに手続きを終える予定。ケッペルは売却理由を、低炭素事業に注力する長期戦略の一環と説明した。一方、MPICは売却でキャッシュフローを強化するとしている。両社は2021年に計3億3000万米ドルで権益を50%ずつ取得していた。
ターミナルは面積160万平方メートルで、91基の燃料貯蔵タンクを備える。貯蔵能力は630万バレル。国内の石油製品輸入で20%以上のシェアを占め、マニラ首都圏などへの燃料供給拠点として活用されている。
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