ニュース 2024/10/09 20:56
インドネシア:中国・常州リチウム源、LFP電池材料の工場開所
自動車 非鉄 鉱業・金属 インドネシア
中国の電池正極材メーカー、常州リチウム源新能源科技は8日、中部ジャワ州でリン酸鉄リチウムイオン(LFP)正極材の工場を開所した。第1期の年産能力は3万トン。電気自動車(EV)に用いられるLFP電池の材料として供給する。インドネシア政府系ファンドが今後事業に出資する計画で、同日に趣意書の締結式も行った。
現地法人のLBMエネルギ・バル・インドネシアが工場を設けた。クンダル工業団地に立地し、敷地面積は3万5000平方メートル。来年開始する第2期には生産能力を9万トンに増強する。将来は12万トンを目指し、中国国外で最大のLFP正極材工場になるという。2000人以上の雇用を創出する。
第2期までの投資額は最大2億米ドル。LBMは現在、常州リチウム源の完全子会社だが、今後は現地資本と合弁化する。政府系ファンドのインドネシア投資公社(INA)などを引き受け先とする増資を行うことで、同日に趣意書を交わした。出資額は今後決める。
常州リチウム源は、潤滑油生産などの中国企業、江蘇竜蟠科技の傘下。他に同じクンダル工業団地で8月に電池負極材工場を稼働させた貝特瑞新材料集団(BTR)も出資している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
現地法人のLBMエネルギ・バル・インドネシアが工場を設けた。クンダル工業団地に立地し、敷地面積は3万5000平方メートル。来年開始する第2期には生産能力を9万トンに増強する。将来は12万トンを目指し、中国国外で最大のLFP正極材工場になるという。2000人以上の雇用を創出する。
第2期までの投資額は最大2億米ドル。LBMは現在、常州リチウム源の完全子会社だが、今後は現地資本と合弁化する。政府系ファンドのインドネシア投資公社(INA)などを引き受け先とする増資を行うことで、同日に趣意書を交わした。出資額は今後決める。
常州リチウム源は、潤滑油生産などの中国企業、江蘇竜蟠科技の傘下。他に同じクンダル工業団地で8月に電池負極材工場を稼働させた貝特瑞新材料集団(BTR)も出資している。
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