ニュース 2024/09/04 20:56
ベトナム:米B&VがCO2貯留で調査、石炭火発3カ所から回収
電力 エネルギー・水 ベトナム
米エンジニアリング大手のブラック・アンド・ビーチ(B&V)は2日、国営ベトナム石油ガスグループ(ペトロベトナム)が運営する石炭火力発電所3カ所を対象に、二酸化炭素(CO2)を回収して地下貯留・再利用する「CCUS」技術の導入可能性を調査すると発表した。
ペトロベトナム傘下のベトナム石油研究所(VPI)から調査を受託した。対象の石炭火力発電所は、北中部ハティン省のブンアン第1、同タイビン省のタイビン第2、南部ハウザン省のソンハウ第1の3カ所。いずれも600メガワット(MW)のタービンを2基で構成する。
B&Vによると、ベトナムの石炭火力発電所でCCUSの導入可能性を調査するのは初めて。CCUSの法制度や工程表の構築に寄与する可能性があるとしている。
ベトナム政府は、2050年を見据えた21~30年の国家電力基本計画で、40年までにCO2を年100万トン、50年までに同300万~600万トン回収するためのCCUS導入を奨励している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
ペトロベトナム傘下のベトナム石油研究所(VPI)から調査を受託した。対象の石炭火力発電所は、北中部ハティン省のブンアン第1、同タイビン省のタイビン第2、南部ハウザン省のソンハウ第1の3カ所。いずれも600メガワット(MW)のタービンを2基で構成する。
B&Vによると、ベトナムの石炭火力発電所でCCUSの導入可能性を調査するのは初めて。CCUSの法制度や工程表の構築に寄与する可能性があるとしている。
ベトナム政府は、2050年を見据えた21~30年の国家電力基本計画で、40年までにCO2を年100万トン、50年までに同300万~600万トン回収するためのCCUS導入を奨励している。
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