ニュース 2023/05/15 20:59
シンガポール:雪印メグミルク、植物性食品原料の合弁設立
日系企業 シンガポール
【亜州ビジネス編集部】雪印メグミルクは15日、シンガポールに植物由来の食品加工用原料を生産販売する合弁会社を設立すると発表した。中期経営計画で植物由来食品への参入を掲げており、新たなバリューチェーン(価値の連鎖)を作り出すとしている。合弁会社はマレーシアに生産会社を設立して供給体制を整備し、需要の拡大に応える。
シンガポールの穀物商社アグロコープ・インターナショナルと合弁を組み、同国で今月中にも新会社のアグロスノー(仮称)を設立する。先月下旬に合弁契約を締結した。資本金は2100万米ドルを予定し、雪印メグミルクが49%、アグロコープが51%を出資する。アグロコープが持つ原料調達力や原料生産力と、雪印メグミルクの品質管理・食品生産技術や商品開発力、日本での販売力を組み合わせて事業展開する。
雪印メグミルクは東南アジア事業の拡大に向け、昨年にシンガポールで地域統括拠点となる現地法人を設立している。中期経営計画では、インドネシアなど域内でチーズ事業を強化する方針も掲げている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
シンガポールの穀物商社アグロコープ・インターナショナルと合弁を組み、同国で今月中にも新会社のアグロスノー(仮称)を設立する。先月下旬に合弁契約を締結した。資本金は2100万米ドルを予定し、雪印メグミルクが49%、アグロコープが51%を出資する。アグロコープが持つ原料調達力や原料生産力と、雪印メグミルクの品質管理・食品生産技術や商品開発力、日本での販売力を組み合わせて事業展開する。
雪印メグミルクは東南アジア事業の拡大に向け、昨年にシンガポールで地域統括拠点となる現地法人を設立している。中期経営計画では、インドネシアなど域内でチーズ事業を強化する方針も掲げている。
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