【亜州ビジネス編集部】企業向けに業務効率化などのソリューションを手掛けるレカム（本社：東京都渋谷区）は16日、クアラルンプールに合弁会社を設立し、AI（人工知能）を使った業務自動化ツールを販売すると発表した。日本で合弁を組む中国企業の杭州実在智能科技（本社：浙江省杭州市）と提携。実在智能が手掛けるツールを海外展開する。
　実在智能は、パソコン（PC）での定型作業を自動化するRPA（ロボティック・プロセス・オートメーション）にAI機能を融合したツールを提供。レカムと4月に合弁会社を設立し、日本市場に進出した。
　マレーシアでは同ツールの中国語版・英語版を現地企業向けに販売する。合弁会社の資本金は100万リンギ（約3200万円）とし、実在智能が51％、レカムが49％を出資する予定。社名は現時点で未定としている。合弁会社がレカムの現地子会社に独占販売権を与えて販売する。


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