タイ工業団地公団（IEAT）は、2024年1月からこれまでに計11件の工業団地の拡張・新設を承認したと明らかにした。合計の開発面積は約1430万8800平方メートル。開発業者などによると、ここ3～4年、米中対立などを背景に中国や台湾、韓国からのタイ進出が加速しているという。ターンセタキットなどが伝えた。
　11件のうち7件が新設、4件が拡張だった。新設では◆WHAイースタンシーボード5工業団地＝542万8800平方メートル◆エルメス工業団地＝196万9600平方メートル◆ピントン7工業団地＝169万4400平方メートル◆LPPナコンサワン工業団地＝107万6800平方メートル◆WHAイースタンシーボード3.1工業団地＝100万6400平方メートル◆ワールド（ランプン）2工業団地＝99万3600平方メートル◆WHAイースタンシーボード2.1工業団地＝95万2000平方メートル――を承認した。
　拡張では◆アマタシティー・チョンブリ工業団地＝94万8800平方メートル◆WHAラヨン36工業団地＝12万平方メートル◆WHAイースタンシーボード4工業団地＝6万4000平方メートル◆ワールド（ランプン）工業団地＝4万6400平方メートル――を承認した。
　このほかに3件が承認待ちで、新設が◆ロジャナ・ノンヤイ2工業団地＝208万3200平方メートル◆ピントン8工業団地＝176万1600平方メートル――の2件、拡張がピントン3工業団地＝111万5200平方メートルの1件。この3件が承認された場合、承認済みの11件と合わせた14件の合計で開発面積は1920万平方メートル以上、完成後の入居企業による投資総額は4800億バーツ（約2兆1340億円）に上ると同公団は見込んでいる。


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