TOYO TIRE（トーヨータイヤ）は28日、ペラ州タイピンのタイヤ工場に太陽光発電設備を導入すると発表した。出力は14メガワット（MW）。屋上の9万6000平方メートルに設置するもので、州内最大規模の太陽光設備になるという。太陽光発電エンジニアリング会社のソーラーベスト・ホールディングスにEPCC（設計・調達・建設・試運転）を発注した。
　工事の前半が終了し、28日に記念式典を行った。完成予定は12月で、年間の発電量は1万9000メガワット時（MWh）、二酸化炭素（CO2）排出削減量は1万2000トンを見込む。
　工場は現地法人のトーヨータイヤ・マレーシア（TMM）が2013年に操業を開始した。敷地面積は48万5000平方メートルで、乗用車用、ライトトラック用のラジアルタイヤを生産。東南アジアや北米、欧州、日本などに供給している。


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