携帯電話キャリア大手のモビフォンは、10日に行われた電波入札で第5世代（5G）通信サービス向けの周波数帯を落札した。5G周波数帯の獲得は同業のベトテルとビナフォンに次ぎ国内3社目となった。ザ・インベスターが10日付で伝えた。

　3800～3900メガヘルツ（MHz）の周波数帯を確保した。モビフォンは今年、主要都市や空港、観光地、工業地帯を中心に5Gサービスを全国展開する構えで、他社とのインフラ共有も視野に入れている。

　モビフォンは2030年までに5G通信の国内トップ企業を目指しており、これまで複数カ所で5G関連の試験を行ってきた。AI（人工知能）やモノのインターネット（IoT）、ビッグデータ、ブロックチェーン（分散型台帳）など新技術を活用した自社製品の研究開発（R&D）も進めている。


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