ニュース 2025/01/12 20:53
タイ:エネ事業のEA、特装車・電池生産で中国2社と合弁
自動車 電子・電気 タイ
エネルギー関連事業を手掛けるエナジー・アブソルート(EA)は8日、電動の救急車など特装車とリチウムイオン電池の生産で、中国2社とそれぞれ合弁会社を設立すると発表した。業績悪化で生産規模を縮小している東部チャチュンサオ県の工場を活用。中国企業と提携することで事業の立て直しを図る。
電動特装車の生産では、特装車メーカーの程力専用汽車と先月に覚書(MOU)を締結した。合弁会社の設立に向けた準備を進めており、チャチュンサオの電気自動車(EV)組立工場で4月の生産開始を目指す。国内外向けに救急車やごみ収集車、高所作業車を生産する計画。年産能力は3000~9000台を想定する。
タイ国内で初の電動特殊車の量産になるという。EV事業の業績悪化で現在は同工場を一時停止しているが、特装車事業では2026年に30億バーツ(約137億円)の売り上げを計上できると見込む。
一方、電池生産でも中国電池メーカーとの間で覚書を締結済みという。チャチュンサオの自社電池工場で二次電池電力貯蔵システム(BESS)向けに生産し、国内外に出荷する計画。来月にも合弁契約を交わして年内に生産を開始できると見込む。電池事業は現在、現金の流出を抑えるため規模を縮小して操業しているという。
EAは、電動トラックやEV用電池を生産するほか、バイオ燃料の生産、太陽光発電所やEV充電所の運営なども手掛けている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
電動特装車の生産では、特装車メーカーの程力専用汽車と先月に覚書(MOU)を締結した。合弁会社の設立に向けた準備を進めており、チャチュンサオの電気自動車(EV)組立工場で4月の生産開始を目指す。国内外向けに救急車やごみ収集車、高所作業車を生産する計画。年産能力は3000~9000台を想定する。
タイ国内で初の電動特殊車の量産になるという。EV事業の業績悪化で現在は同工場を一時停止しているが、特装車事業では2026年に30億バーツ(約137億円)の売り上げを計上できると見込む。
一方、電池生産でも中国電池メーカーとの間で覚書を締結済みという。チャチュンサオの自社電池工場で二次電池電力貯蔵システム(BESS)向けに生産し、国内外に出荷する計画。来月にも合弁契約を交わして年内に生産を開始できると見込む。電池事業は現在、現金の流出を抑えるため規模を縮小して操業しているという。
EAは、電動トラックやEV用電池を生産するほか、バイオ燃料の生産、太陽光発電所やEV充電所の運営なども手掛けている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。