自動車販売やバス運行を手掛ける地場フタ・グループでバス運行部門のフタ・バスラインズは13日、ホーチミン市人民委員会などに対し、同市の公共バス路線の運行業者の入札に関して、新規車両を全て電気自動車（EV）とすることを義務付けるよう提案した。タインニエンが同日付で伝えた。
　フタ・バスラインズはこれまで主に長距離バス運行を手掛けていたが、先月に同市の公共バス運行に参画した。現在は17路線を運行しており、今後は十分な数の電気バスを導入する意向を表明している。
　同市では公共バスの運行事業者を入札で選定し、事業者に補助金を交付している。市運輸局によると、市内では現在128路線（うち補助金対象は91路線）が運行中。計2087台のバスが使用されており、うち電気バスは18台にとどまっている。


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