ニュース 2024/08/19 20:59
タイ:7月の産業景況感指数、4カ月ぶり上昇
経済・統計 タイ
タイ工業連盟(FTI)が16日発表した2024年7月の産業景況感指数(100以上が好感)は89.3となり、前月から2.1ポイント上昇した。指数の上昇は4カ月ぶり。食品や医薬品、化粧品の内需拡大などがプラスに影響した。
クリアンクライ会長は指数上昇の要因として他にも、◆政府が建設部門などで予算執行を加速していること◆中国人などを対象とする観光ビザ(査証)免除措置の導入を追い風に観光業が回復していること――などを挙げた。一方、マイナス要因には、◆家計債務の高止まりで購買力が低下していること◆1~6月の国内新車販売台数が前年同期比24.2%減と落ち込んだこと――などを挙げた。
3カ月後見通し指数は95.2となり、前月から1.8ポイント上昇した。国民の大半に1万バーツ(約4万2700円)の電子通貨を給付する「デジタルウォレット政策」などに期待が高まり、4カ月ぶりに上昇した。
指数は「良い、良くなった」と回答した企業の割合から「悪い、悪くなった」と回答した企業の割合を差し引き、100ポイントを足した値。100を上回れば「好感」とされる。今回の調査対象は製造業の1323社。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
クリアンクライ会長は指数上昇の要因として他にも、◆政府が建設部門などで予算執行を加速していること◆中国人などを対象とする観光ビザ(査証)免除措置の導入を追い風に観光業が回復していること――などを挙げた。一方、マイナス要因には、◆家計債務の高止まりで購買力が低下していること◆1~6月の国内新車販売台数が前年同期比24.2%減と落ち込んだこと――などを挙げた。
3カ月後見通し指数は95.2となり、前月から1.8ポイント上昇した。国民の大半に1万バーツ(約4万2700円)の電子通貨を給付する「デジタルウォレット政策」などに期待が高まり、4カ月ぶりに上昇した。
指数は「良い、良くなった」と回答した企業の割合から「悪い、悪くなった」と回答した企業の割合を差し引き、100ポイントを足した値。100を上回れば「好感」とされる。今回の調査対象は製造業の1323社。
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