ニュース 2025/01/21 20:58
シンガポール:24年の乗用車登録4割増、BYDが初めて首位に
経済・統計 自動車 シンガポール
陸上交通庁(LTA)によると、2024年の乗用車(タクシーを除く)の新規登録台数は、前年比42.3%増の4万3022台だった。車両購入権(COE)枠の供給拡大が寄与。ブランド別では前年に中国車として初めてトップ10入りした中国電気自動車(EV)最大手の比亜迪(BYD)が4位から一気に首位に躍り出た。ストレーツタイムズが伝えた。
BYDの登録台数は6191台で、前年の4.4倍に増加。政府のEV普及促進策や高い価格競争力、ディーラー網の拡大で大きく販売を伸ばし、シェアを前年の4.7%から14.4%に広げた。
2位のトヨタは前年比48.7%増の5736台と販売を伸ばしたものの、前年の首位から後退。独BMWは49.2%増の5042台で、3位を維持した。独メルセデス・ベンツは26.9%増の4887台と販売を伸ばしたが、2位から4位に順位を落とした。
EV登録台数は前年比2.6倍の1万4448台で、全体に占める割合は23年の18.0%から33.6%に上昇した。米テスラは2.5倍の2384台となり、市場シェアを3.1%から5.5%に広げて9位から5位に浮上。奇瑞汽車(チェリー)や東風汽車、広汽埃安新能源汽車(AION)など中国勢の参入もEV販売を加速させた。
ブランド別の6~10位は、◆韓国・現代自動車=79.5%増の2052台◆日産自動車=14.2%増の1518台◆ホンダ=2.1倍の1457台◆マツダ=7.2%増の1258台◆韓国・起亜=3.5%増の1214台―の順だった。
一方、英ロールス・ロイスが75.8%減の23台、伊フェラーリが70.1%減の29台など超高級車の登録台数は激減。23年半ばから輸入関税が320%に引き上げられたことが背景にある。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
BYDの登録台数は6191台で、前年の4.4倍に増加。政府のEV普及促進策や高い価格競争力、ディーラー網の拡大で大きく販売を伸ばし、シェアを前年の4.7%から14.4%に広げた。
2位のトヨタは前年比48.7%増の5736台と販売を伸ばしたものの、前年の首位から後退。独BMWは49.2%増の5042台で、3位を維持した。独メルセデス・ベンツは26.9%増の4887台と販売を伸ばしたが、2位から4位に順位を落とした。
EV登録台数は前年比2.6倍の1万4448台で、全体に占める割合は23年の18.0%から33.6%に上昇した。米テスラは2.5倍の2384台となり、市場シェアを3.1%から5.5%に広げて9位から5位に浮上。奇瑞汽車(チェリー)や東風汽車、広汽埃安新能源汽車(AION)など中国勢の参入もEV販売を加速させた。
ブランド別の6~10位は、◆韓国・現代自動車=79.5%増の2052台◆日産自動車=14.2%増の1518台◆ホンダ=2.1倍の1457台◆マツダ=7.2%増の1258台◆韓国・起亜=3.5%増の1214台―の順だった。
一方、英ロールス・ロイスが75.8%減の23台、伊フェラーリが70.1%減の29台など超高級車の登録台数は激減。23年半ばから輸入関税が320%に引き上げられたことが背景にある。
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