ニュース 2024/10/06 20:54
タイ:民間合同委、24年のGDP予測を据え置き
経済・統計 GDP タイ
タイ工業連盟(FTI)とタイ商工会議所連盟(BOT)、タイ銀行協会(TBA)の3団体で構成する民間合同委員会(JSCCIB)は2日、2024年の国内総生産(GDP)成長率の予測を前年比2.2~2.7%と発表し、前月の予測を据え置いた。バーツ高による輸出競争力の低下や洪水の影響などを注視する必要があるものの、政府の景気刺激策や予算執行の加速などが成長を後押しするとみている。
輸出額とインフレ率の予測も据え置いた。輸出額の伸び率は1.5~2.5%、インフレ率は0.5~1.0%とみている。輸出については、世界経済が減速する中、バーツ高が続けば、特に食品・農産物がマイナスの影響を受けるとの見方を示した。
洪水被害については、農業部門を中心に被害額が300億~500億バーツ(約1330億~2210億円)に上り、GDP成長率を0.2%押し下げると推計。10~12月に再び大雨が降る可能性があり、引き続き状況を注視する必要があると指摘した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
輸出額とインフレ率の予測も据え置いた。輸出額の伸び率は1.5~2.5%、インフレ率は0.5~1.0%とみている。輸出については、世界経済が減速する中、バーツ高が続けば、特に食品・農産物がマイナスの影響を受けるとの見方を示した。
洪水被害については、農業部門を中心に被害額が300億~500億バーツ(約1330億~2210億円)に上り、GDP成長率を0.2%押し下げると推計。10~12月に再び大雨が降る可能性があり、引き続き状況を注視する必要があると指摘した。
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