ニュース 2024/06/05 20:55
タイ:1Qのスマホ市場2%減、5G端末が初のシェア5割超
経済・統計 通信 電子・電気 タイ
香港の調査会社カウンターポイント・テクノロジー・マーケット・リサーチの発表によると、2024年第1四半期のタイのスマートフォン出荷台数は前年同期比2%減だった。経済回復の遅れがマイナスに影響した。ただ、第5世代(5G)端末は出荷が19%増と伸び、全体に占める割合は52%に拡大。初めて50%を上回った。
ブランド別のシェアは、韓国のサムスン電子が18%で首位。200米ドル未満の低価格帯で中国ブランドにシェアを奪われて出荷台数は15%減と落ち込んだが、首位を維持した。2位は米アップルでシェア15%。新モデル「iPhone15」の需要が堅調に推移し、出荷は30%増だった。3~5位はいずれも中国ブランドで、◆OPPO(オッポ)=シェア15%(出荷26%減)◆小米科技(シャオミ)=14%(30%増)◆vivo(ヴィーヴォ)=14%(19%減)――の順だった。
バンコクポストによると、カウンターポイントは24年の出荷台数を前年比3~5%増と予測。政府が取り組むデジタル化の進展を背景に、低価格化が進む5G端末や、人工知能(AI)など新技術を搭載した機種への買い替えが進むとみている。また、5G端末が全体に占める割合は60%に達すると見込む。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
ブランド別のシェアは、韓国のサムスン電子が18%で首位。200米ドル未満の低価格帯で中国ブランドにシェアを奪われて出荷台数は15%減と落ち込んだが、首位を維持した。2位は米アップルでシェア15%。新モデル「iPhone15」の需要が堅調に推移し、出荷は30%増だった。3~5位はいずれも中国ブランドで、◆OPPO(オッポ)=シェア15%(出荷26%減)◆小米科技(シャオミ)=14%(30%増)◆vivo(ヴィーヴォ)=14%(19%減)――の順だった。
バンコクポストによると、カウンターポイントは24年の出荷台数を前年比3~5%増と予測。政府が取り組むデジタル化の進展を背景に、低価格化が進む5G端末や、人工知能(AI)など新技術を搭載した機種への買い替えが進むとみている。また、5G端末が全体に占める割合は60%に達すると見込む。
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