【亜州ビジネス編集部】IHIは18日、国営石油ペトロナスと、燃料の全てをアンモニアとする発電事業で提携すると発表した。IHIが開発を進めているアンモニア専焼ガスタービンを発電所に導入し、2026年度上半期の商用運転開始を目指す。実現すれば同様の取り組みは世界初になるという。

　ペトロナス子会社のジェンタリ・ハイドロジェンとの間で15日に基本合意書を交わした。IHIがこれまで日本政府の支援を受けて技術開発・実証を進めてきたアンモニアの燃料利用技術が、商用段階に進むことになる。ジェンタリ・ハイドロとは、再生可能エネルギー由来のグリーンアンモニアの生産・輸送などに関する協業検討を進めることにも合意している。


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