ニュース 2023/12/19 19:59
マレーシア:出光興産、ジョホールでSPS樹脂の製造装置稼働
日系企業 ゴム・プラスチック マレーシア
【亜州ビジネス編集部】出光興産は18日、ジョホール州でエンジニアリングプラスチック「シンジオタクチックポリスチレン(SPS)樹脂」の製造装置を商業稼働させたと発表した。年産能力は9000トン。同樹脂の製造は日本の千葉工場に次ぐ2カ所目で、全社の年産能力は1万8000トンに倍増した。
現地子会社の出光アドバンスドマテリアルズ(マレーシア)がパシルグダン地区の生産拠点で先月に稼働させた。SPS樹脂は1985年に出光興産が世界初の合成に成功した樹脂で、耐熱性(融点270度)や耐熱水性、絶縁性、電波透過性に優れるという。電気自動車(EV)を含む自動車部品や家電などに使用されている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
現地子会社の出光アドバンスドマテリアルズ(マレーシア)がパシルグダン地区の生産拠点で先月に稼働させた。SPS樹脂は1985年に出光興産が世界初の合成に成功した樹脂で、耐熱性(融点270度)や耐熱水性、絶縁性、電波透過性に優れるという。電気自動車(EV)を含む自動車部品や家電などに使用されている。
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