【亜州ビジネス編集部】日本紙パルプ商事は、広告板などを含むサイン＆ディスプレーのメディアとハードウエアを販売する現地企業コンペドメディアを子会社化したと発表した。中期経営計画の一環で、高付加価値製品の販売を強化する。

　現地子会社を通じて株式を取得した。買収により、日本紙パルプ商事はマレーシアのサイン＆ディスプレー市場で、従来のメディア販売に加えて新たにハードウエアの販売と技術サービスに乗り出すことになる。

　中期経営計画では、海外卸売部門の方針の一つとして、既存の販売網に補完的なM&A（合併・買収）を取り入れながら、サイン＆ディスプレーや包装材などの高付加価値製品の販売を強化する方針を掲げている。


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