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  ニュース     2024/04/23 20:59

フィリピン:3月の新車販売2%増、25カ月連続プラス 無料記事

 フィリピン自動車工業会(CAMPI)とトラック製造者協会(TMA)が集計した2024年3月の新車販売台数は、前年同月比1.6%増の3万7474台だった。前年同月を上回るのは25カ月連続。ただ、1~2月の2桁増から減速し、25カ月中で最も低い伸びとなった。各紙が伝えた。
 車種別の販売は、乗用車が0.7%増の1万127台、商用車が2.0%増の2万7347台。共に伸び悩んだものの、乗用車の台数は18年3月以来、6年ぶりの高水準となった。一方、商用車のうち主力のスポーツ多目的車(SUV)を含む小型商用車(LCV)は5.3%減と落ち込んだ。
 1~3月の販売台数は前年同期比12.7%増の10万9606台。乗用車が14.0%増の2万8211台、商用車が12.2%増の8万1395台だった。ブランド別では首位トヨタが9.9%増の4万9667台でシェア45.3%を占め、2位の三菱自動車は17.5%増の2万867台、3位の日産自動車は23.7%増の7909台で続いた。
 CAMPIのロンメル・グティエレス会長は、旺盛な需要に支えられ、年間販売目標の達成に向けて順調に進んでいると説明した。24年の年間販売台数は46万8300台に拡大すると予測。過去最多だった23年の42万9807台(前年比21.9%増)を1割ほど上回ると見込む。


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