【亜州ビジネス編集部】化粧品や医薬部外品のOEM（相手先ブランドによる生産）を手掛ける日進化学（本社：大阪市中央区）は、化粧品のOEMなどを手掛けるボディベーシックス・マニュファクチャリング（本社：首都圏セランゴール州クラン）を買収したと発表した。1月18日付で全株式を取得した。東南アジア向け製品の製造受託拠点と顧客網・調達網を獲得することで、域内での事業拡大を図る。
　買収資金は、国際協力銀行（JBIC）と三井住友銀行、三菱UFJ銀行など民間銀行5行が協調融資した。融資総額は約26億円で、このうちJBICが2億円を融資した。
　ボディベーシックスは1995年設立で、資本金は129万4000リンギ（約4010万円）。クランを拠点にパーソナルケア製品やボディーケア製品などの受託生産を行っている。製品は30カ国以上に輸出されている。


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