マレーシア統計局が12日発表した2024年12月の流通業売上高は、前年比5.7％増の1521億7150万リンギ（約4兆3010億円）だった。前年同月を上回るのは39カ月連続で、金額は過去最高を更新。増加率は前月を上回り、2カ月ぶりに加速した。

　売上高の内訳は、◆卸売り＝5.7％増の665億180万リンギ◆小売り＝5.4％増の658億1940万リンギ◆自動車販売＝6.9％増の198億5030万リンギ――。小売りと自動車販売は過去最高額を更新した。自動車では、車両販売（3.6％増）が5カ月ぶりにプラス転換し、修理（7.8％増）と部品販売（11.2％増）は伸びが加速。バイク販売・修理（20.5％増）も加速し、6カ月連続で2桁増となった。

　12月の流通業販売量指数の上昇率（前年同月比）は4.4％で、39カ月連続のプラス。業態別では◆卸売り＝5.0％◆小売り＝3.6％◆自動車販売＝5.5％――だった。


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