【亜州ビジネス編集部】めっき薬品やめっき処理装置を扱うJCU（本社：東京都台東区）は26日、ケダ州クリム市に新設した子会社を開所したと発表した。電子部品向けにめっき薬品やめっき処理装置の販売などを手掛ける。技術スタッフが常駐して顧客への迅速なサポートを提供する。

　JCUマレーシアを新設し、22日に開所式を行った。電子産業が集積するクリム・ハイテク工業団地（KHTP）の近隣に立地する。電子分野でマレーシアへの投資が増え、同国の重要度が高まっていることから、現地法人を設けて需要増に対応する。東南アジア事業の売り上げを拡大することによって集中リスクを回避する狙いもあるとしている。

　JCUは域内で現在、タイとベトナム、インドネシアにも拠点を構えている。


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