【亜州ビジネス編集部】情報通信機器や発光ダイオード（LED）照明の販売などを手掛けるレカム（本社：東京都渋谷区）は12日、電気製品・部品を販売する地場シンリアンワー・エレクトリック（SLWE）を買収すると発表した。8月末までに3600万〜4000万リンギ（約11億〜12億円）で全株式を取得する予定。海外事業を強化する。

　SLWEは1983年設立で資本金100万リンギ。仏電機大手シュナイダーエレクトリックや米機械大手ハネウェル・インターナショナルの製品を扱い、400社近い顧客を抱えている。レカムが21年に買収した照明機器販売のシンリアンワー・ライティングの元親会社でもある。2022年6月期の業績は、売上高が14億5073万円、純利益が5億8292万円だった。


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