【亜州ビジネス編集部】トクヤマは13日、マレーシアで半導体用多結晶シリコンの半製品を韓国化学メーカーのOCIと共同生産する計画について、合弁契約を締結したと発表した。サラワク州で来年4月にも折半出資会社を設立し、3億米ドルを投じる計画。将来の需要増を見据えて年8000トンの生産体制を構築する。
　合弁会社サラワク・アドバンスト・マテリアルズを資本金1億6800万米ドルで設立する。半製品を共同生産し、製品化と販売については現状通り各社が独自に行う。将来は年産能力を1万トンに増強する。トクヤマは2017年にマレーシア事業をOCIに売却しており、再進出となる。


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