金属包装材で中国大手の上海宝鋼包装は6月27日、南部ロンアン省にアルミニウム製の飲料用ツーピース缶を生産する新工場を建設すると発表した。投資額は5億2500万人民元（約116億円）。生産能力を増強し、ベトナム市場でのさらなる事業拡大を図る。
　中部トゥアティエンフエ省に工場を構える現地子会社のバオスチール・カンメイキング（フエベトナム）がロンアン省に支社を設立し、フーアンタイン工業団地に新工場を設ける。着工時期は明らかにしていないが、工期は20カ月としている。
　宝鋼包装は、ベトナム国内ではトゥアティエンフエ省と南部ビンズオン省に工場を構える。海外ではマレーシアとカンボジアにも生産拠点を持つ。


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