【亜州ビジネス編集部】プリント基板（PCB）メーカーのGUHホールディングスは、リチウム電池の組立生産事業に参入すると発表した。中国電池メーカーの深セン市熙キン新能源科技と電池組立の合弁会社を設立。マレーシアに工場を建設して生産し、中国国外で販売する。
　GUSの完全子会社GUHキャピタルが75％、熙キンが25％を出資し、合弁会社のGUHパワーを設立して事業を行う。工場の場所や規模など詳細は明かしていないが、熙キンが工場設計や製造技術、知財など生産に関わる分野を担当するとしている。
　熙キンはリチウムイオン電池を製造し、太陽光発電の蓄電システムや、通信基地、キャンピングカー向けなどに供給。変圧器や制御装置なども扱っている。
　GUHは、高い技術力や多くの知財を持つ熙キンと組むことで、成長性が高い電池産業に参入する機会が生まれたと説明。中国以外の地域で高品質の電池を売り込むとしている。


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