【亜州ビジネス編集部】不動産投資運用サービスのクリアル（本社：東京都港区）は、シンガポールに子会社を設立したと発表した。アジアの中心的な金融拠点で日本の不動産への投資も活発な同国に現地法人を設けることで、多角的な成長を目指すとしている。

　クリアルアジアを10日付で設立した。資本金は40万シンガポールドル（約4500万）で、クリアルが全額出資する。クリアルは同子会社を通じて、不動産ファンド償還時の売却先としてシンガポールを中心としたアジアの投資家への売却を推進。また、利益率の高い海外案件の選定や、日本で展開する商品の現地での販売なども手掛ける。


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