タイ生命保険協会（TLAA）の19日発表によると、2024年の国内生命保険業界の収入保険料は前年比3.2％増の6539億2300万バーツ（約2兆9190億円）だった。消費者の健康意識が高まる中、健康保険や重大疾病保障保険などの需要が拡大した。

　収入保険料の内訳は、新規契約が3.3％増の1843億3100万バーツ、更新が3.2％増の4695億9200万バーツ。継続率は83.0％だった。

　販売チャンネル別では、代理店が2.3％増の3467億9100万バーツで、全体の5割超を占め最大。これに続く銀行窓口は2.7％増の2454億9800万バーツで3分の2を占めた。

　同協会は、25年の収入保険料を2.0～3.0％増と予測。医療費の上昇や健康意識の高まりを背景に、健康保険や重大疾病保障保険などの需要拡大が続くとみている。


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